ロシア機墜落 マスコミ:機内の爆発物について詳細を発表

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ロシア連邦保安庁の専門家たちは、エジプトに墜落したロシアの航空会社コガルィムアヴィア社のエアバス321型機について、貨物室ではなく、客室で爆発が起こった可能性があるとの見方を示している。コメルサント紙が、調査に近い筋の話として報じた。

専門家たちは、窓の近くに座っていたと思われる一人の乗客の座席の下に爆発物があった可能性があるとしている。これは、機体の損傷状況によって導き出されたもの。なお爆発物が爆発して、機内では機密性が失われ、これが爆発の性質を持っていたという。コメルサント紙が報じた。

また伝えられたところによると、爆弾には、工場で製造された爆発物が含まれていたことも分かったという。一方で消息筋は、その爆発物がなんなのか、具体的には語らなかった。また爆発物の構造も、まだ明らかにされていない。

ロシア連邦保安庁の専門家たちは、ロシア機は空中分解したとの結論にも達した。急激な圧力の低下で、乗客乗員は一瞬のうちに死亡したとみられる。

また専門家たちは、機内に爆発物を置いたのは、シャルム・エル・シェイク空港の職員ではないかとの見方を示している。爆弾は、食事あるいは乗客の荷物と一緒に持ち込まれたという。爆弾には、時限装置が備えられており、コメルサント紙は、もし旅客機の離陸が遅れていたら、空港の滑走路で爆発した可能性もあったと指摘している。

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