ホラアナライオンのクローン、ロシア研究者らが取り組む

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ロシアの学者らが10万年前に生息していた動物のクローンを作るかもしれない。シベリアのヤクーチヤ(サハ)共和国科学アカデミーは先日、こうしたセンセーショナルな声明を表した。科学者らは世界に貴重な発見を発表した。この夏、極圏で冷凍状態で見つかったホラアナライオンの2頭のこどもだった。

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ホラアナライオンはマンモスの出現より前に絶滅した動物。未だに毛皮の色さえ特定できておらず、たてがみがあったかどうかもわかっていない。ヤクーチヤ科学アカデミー、マンモス相研究部のアリベルト・プロトポポフ部長はラジオ「スプートニク」からのインタビューに答えたなかで、ロシアは今や、この動物の研究で先んじる可能性を手にしているとして次のように語っている。

「我々は今、ホラアナライオンのこどものDNAを研究する学術班を形成している。クローンができるかどうかはDNAの分析結果が出てからの話だ。この研究結果が出るのはおよそ1年後となる。」

「ホラアナライオンのこどもたちの保存状態がよかったのは、2体とも地中深くに埋まっていたからだ。最初の調査で乳歯もまだ生えていなかったことがわかった。つまり生後1ヶ月もたっていないということだ。性別は今のところ分かっていない。」

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