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テロリストはいかにして若者をリクルートするのか?

© Flickr / L'oeil étrangerテロリストはいかにして若者をリクルートするのか?
テロリストはいかにして若者をリクルートするのか? - Sputnik 日本
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エジプト上空でのロシアの旅客機A321の爆破やパリでの連続同時テロ、そしてレバノン、西アフリカ・マリ出の悲劇的出来事と、ここ最近続いた事件の結果、数百人もの尊い命が失われ、世界中は強いショックを受け、さらに安全を強化すべきだとの声が上がっている。テロリストらは、標的を選ばないとの認識が広がった。多くの国々は非常事態を導入、特務機関は、テロリストの共犯者や彼らの「巣」の捜索に全力を挙げ、文字通り足を棒にして探し回っている。

日本政府は、パリでの連続テロ事件をかんがみて、テロリズムと戦うための諜報部隊、国際テロ情報収集ユニット作りを加速化すると明らかにした。この部隊は、来年2月にも発足する運びとなる見込みだ。そうしたユニット作りに関する決定は「IS(イスラム国)」戦闘員に日本市民2人が処刑された今年初め、すでに政府当局によりその設立が決められていた。

しかしなぜ、多くの若者達が、テロリストの魔の手に操られ、彼らのメンバーになってしまうのだろうか? それにはどういった背景があるのだろうか? スプートニク日本のリュドミラ・サーキャン記者は、ロシア医学アカデミー・メンタルヘルスセンター、医学心理学部のセルゲイ・エニコロポフ部長に意見を聞いた-

「まず第一に、人間が、ある種の不公平を感じていることが、その原因となります。それが現実であれ虚構であれ、その人にとって、不公平感は、非常な痛みとして体験されます。そうした不公平感は、社会的宗教的、あるいは国家的民族的な含みを持って生じるものです。精神分析の中で言われているように、もしそれが、社会的宗教的側面において、父の社会、前の世代が築いた社会への復讐であるとするなら、国家的民族的側面では、父に対する復讐、かつて存在した彼らの尊厳を侵害し、貶める復讐とみなされます。『不公正と戦う者達』は英雄視されるか、一種のロマンチックな物語の主人公になり、テロリストらは、その役割を自分の中に感じるのです。この200年の間、テロリズムは、あれやこれやのスキームに従って行動していますが、様々な地域で様々に、その姿、様相だけが変化しているに過ぎません。アラブ諸国では、国家的色合いを持った宗教的側面が色濃く、実際のところそれは、社会的不満なのですが、テロリストらは、しばしば宗教的な御旗の下に行動しています。

パリで先日テロ起こした者達について言うならば、彼らは、移民の第二あるいは第三世代です。大抵第一世代は、どうにかして現地に適応しようとします。なぜなら彼らは、恐ろしい生活から逃れてきたばかりだからです。ところが第二世代、さらに第三世代は、フランス社会が自分達に示しているスタンダードを拒否しています。問題は、彼らが、フランス社会のスタンダードに従って何らかの成功を収めること、社会に同化することができないし、それを欲していないことにあります。もちろん、彼らすべてがテロの道を歩むようになるわけではありません。そうした現象は、実存的空虚として知られています。つまり内面が空っぽのように感じてしまうということです。この感覚が、形成された外側の秩序を拒否しながらも、古いものを破壊する以外に何か新しいものを示すことのできない若者をとらえるのは決して稀ではありません。そうしてそこに、他の生き方、あるいは他の考え方、人生の新たな意味を彼らに示す者達が現れ、彼らを引きこんでゆくのです。若者達は、かなり簡単にリクルートされてしまいます。ここで思い起こされるのは、20世紀の初めにロシアで見られた現象です。社会的な不満が先鋭化し、それが古い世界を『根底から破壊する』用意のある熱く燃える若本達の世代を生み出しました。」

1990年代半、オウム真理教のメンバーらが東京で地下鉄サリン事件を起こし、日本はすでに国内テロを経験している。この事件は、世界中に大きなショックを与えた。そして今、日本政府は、テロ問題に特別の注意を向けている。なぜなら、来年2016年日本ではG7サミット、さらに2019年にはラグビーのワールドカップ、そして2020年には夏季オリンピック及びパラリンピックの開催と国際的な大イベントが今後目白押しだからだ。

 

 

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