トルコの観光部門は対ロ関係危機で膨大な損失を蒙る

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トルコの観光部門は対ロ関係危機で膨大な損失を蒙る - Sputnik 日本
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トルコの観光部門全体がロシアとの関係が破綻することを懸念し、危機的状況の早期解決を望んでいる。このような否定的な傾向が続けば、来年初頭にも、観光部門は深刻な打撃を蒙る。スプートニク・トルコに対し、トルコ観光協会のチェティン・ギュルジュン事務総長が述べた。

​「ロシアの対トルコ制裁措置の一部が1月1日に発効する。よって我々は、両国関係の緊張が新年前に解除されることを願っている。さもなければ来年は、わが国の観光部門にとって、極めて困難な一年となるだろう」

トルコのエルドガン大統領 - Sputnik 日本
トルコ人よ、急いで理解せよ。トルコ帝国の復活、エルドガンのスルタンをあなた方は望むのか?
「我々はトルコとロシアの関係における危機が共同の努力によって克服されることを心から願っているが、もしそうならなかったなら、トルコは欧州市場に狙いを向けかえることで、ロシアとの関係破綻による損害を補填するべく務めるだろう。しかし、ロシアはトルコにとって、韓国部門において第2の規模を誇る市場である。それを考えると、欧州をロシアの代わりとすることは、実際には極めて困難だ。並行して、国内観光を活性化する努力をとる。しかし、繰り返すが、それは全て最後の手段だ。もし対ロ関係の危機的状況が克服されなかったらの話だ」

トルコ統計局のデータでは、2014年、トルコには447万9000人のロシア人ツーリストが訪れている。350万人が保養地としてアンタリアを訪れている。この数字でロシアはドイツに次いで第2位を占めている。なお、ドイツのトルコ旅行者は2014年、525万人となっている。

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