ケリー米国務長官、米露は効果的協力が可能

ケリー米国務長官は、モスクワでのラヴロフ外相との会談で一連の問題について成果が得られることを期待している。露米間には依然として意見の相違が残っているものの、両国は効果的な協力が行える。

「（提起された問題についての）成果の達成が見込めるという点で今日はおそらく我々にとって重要な日になるだろう。これより前、プーチン大統領とオバマ大統領はシリアおよびウクライナの危機の解決策を見出したいという姿勢を明確に表している。」

「もちろん、我々の国の間には意見の相違もある。だがそれにもかかわらず、我々は効果的に作業し、協力が行えることを示した。ロシアはイラン核問題の合意達成に本質的な貢献を行ったほか、ウィーンでの２つの会談でもあなた方は我々のパートナーであることを示してくれた。」

ケリー長官はこれまでの「パリでシリア問題に関する会談をパートナーらと行ったが、非常に建設的なものだった」と語り、「我々はこの問題で成果を出し、合意できることを期待している」と付け加えた。