米国 同性愛者の献血禁止措置 制限付きながら解除

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米当局は、30年以上効力を持ってきた同性愛者の献血禁止措置を、一連の制限付きながら解除した。

例えば、男性同性愛者の場合、一年間の猶予期間を経て初めて解除される。当局は、その理由を「現段階で得られている学術データを考慮すれば、12か月という期間が最も適切だと思われる」と説明し、さらに「同様の制限は、オーストラリアや英国でも効力を持っている」と付け加えた。

National Gay Blood Driveなど性的少数者であるLGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)の人々の権利擁護運動に取り組む組織の代表者らは、献血禁止措置解除を歓迎する一方で、解除される代わりに新たな制限が導入されることへの不満を表明している。

同性愛者達の献血を禁止する措置は、エイズ感染者の拡大阻止を目的の一つとして1983年に導入された。当時は、エイズについての研究も進んでおらず、エイズは同性愛者の病気で血液を通じて蔓延するといった誤った認識があったため、そうして措置が取られた。

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