沿海地方 腹を空かせ村に出てきたトラの子保護される

© 写真 : Paul Selvaggio沿海地方 腹を空かせ村に出てきたトラの子保護される
沿海地方 腹を空かせ村に出てきたトラの子保護される - Sputnik 日本
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国立公園「ヒョウの大地」の職員達は、ロシア極東・沿海地方ハサン地区のある村の郊外で、危うく犬達にかみ殺されるところだったアムールトラの子供を保護した。このトラの子供は、飢餓状態で完全に憔悴しきっていた。国立公園のサイトが伝えた。

夜中、食べ物を探してトラの子は、菜園に入り込んだところ、犬達に行く手を阻まれた。

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一匹の犬は、結び紐を引きちぎり、トラの子に猛然と飛びかかった。しかし菜園の主人が,すんでのところでトラの子に気づき、犬の攻撃を止めさせた。

通報により現場に駆け付けた公園の専門家らは、トラの子が、非常に衰弱し、おまけに犬にかまれてケガをしている事から、すぐに獣医のもとへと運んだ。

診察の結果、トラの子は、メスで年齢はおよそ4カ月である事が判明した。

外見から判断して、トラの子は、ほぼ3週間まともに何も食べていない様子だった。その間、腐った肉や残飯などを少しずつ食べていたらしい。生まれてから4カ月程度のトラは、通常は母親と一緒に暮し、自分で食べるものを獲る事はまだできない。

現在トラの子は、獣医が面倒を見ており、状態は安定し、徐々に食欲も回復してきている。

専門家らは、トラの子の母親は、死んでしまったのではないかと推測している。現在彼らは、保護されたトラの子に兄弟あるいは姉妹がいた可能性があるとして他のアムールトラの足跡を探している。

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