米オレゴン州、武装市民150人が自治体の建物を占拠

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米オレゴン州、武装市民150人が自治体の建物を占拠 - Sputnik 日本
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米国オレゴン州にあるマルヒュア国立自然保護区の本部が武装した150人近い市民に占拠された。武装した市民は「連邦政権の圧政」に抗議を表明し、これから先も他の自治政府の建物を占拠し、市民らに対して抗議に加わるよう呼びかけると宣言している。

「我々はこの土地の市民の自由な暮らしを求める。畜産者は家畜を放牧し、木こりは木を切り、鉱山夫は鉱山で働く。彼らは圧政を恐れることがないよう、保護される。」グループの先導者のひとり、アモン・バンディ氏はこうした声明を表した。

現地では学校は一時休校となり、自治体は市民に抗議運動の行われている場所を訪れないよう呼びかけている。

​こうした行動の原因となったのは地元農場経営者たちに刑事責任が追求されたこと。これより前、農場経営者たちは放火の罪で起訴され、事件は反テロ法の枠内で検討に付された。農場経営者らの行為がなぜテロとみなされたかについては地元民らには一切説明がなされていない。農場経営者らは刑期を終了したものの、連邦裁判所は刑期はあまりに短いと判断し、再度刑務所に戻るよう命じた。

こうした政権側のアプローチが地元民のみならず、連邦政府に批判的な意見を持つ市民らの不満を煽り、今回の抗議行動につながったものと思われる。

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