豪州観光会社、ウクライナ人組織の陳情によらずクリミアツアー販売続行

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豪州の観光会社「ゲートウェイ・トラベル」がロシア領クリミアへのツアーを販売したことで批判を受けた。

豪州ウクライナ組織連盟のステファン・ロマノフ代表は豪州政権に対して「ゲートウェイ・トラベル」社についての陳情を行った。ロマノフ代表の見解では「『ゲートウェイ・トラベル社は、豪州を全く敬おうともせず、あつかましくもウクライナ固有の領土である(クリミア)半島に侵攻したクレムリンに寝返った。』

ナターリア・ポクロンスカヤ氏 - Sputnik 日本
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RT(ロシア・トゥデイ)は「ゲートウェイ・トラベル」社のアントニーナ・キスリャコヴァ代表に連絡を取り、状況に対するコメントを採った。

「『ロシアに寝返った』とはどういうことですか? 私たちはロシアに特化した会社です。私たちはロシアにツーリストを送るための会社なのです。だったら、どうしてクリミア行きのツアーを勧めてはいけないんでしょう?」

「私たちの理解は次の通りです。喧嘩早い集団が私たちに当たって、ビジネスのやり方を説教しようとしたんでしょう。」

「クリミアには世界中が今注目しています。」キスリャコヴァ代表は現在、世界各国の人々がクリミア半島に注目していると語り、ウクライナの豪州連盟が挙げる証拠は欠陥があるとして、次のように語っている。

「彼らの解釈ではロシアがウクライナを占領したことになっていますが、これは正しくありません。ロシアがマレーシア航空MH17便を撃墜したというのも間違いです。彼らは証拠もないまま単にことを荒立てているだけです。」

「クリミアに行きたいという人がいれば、ロシアのビザを発行しますよ。どうして行ってはいけないんです? ウクライナ政府にこれが気に入らないとしても仕方ありません。現在、クリミアはロシア領なのです。これが将来ウクライナ領に戻ることがあれば、といってもそれが起きるとは到底思えないのですが、そしたらウクライナ領になるでしょう。でも、私たちが何か正しくないことをしているとは思えません。」

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