ロンドンのICE先物取引場におけるブレント原油3月分はモスクワ時10時半現在、0.5%下落で1バレル=32ドルを下回った。
ヘッジファンドらはここ数日で売りの立場を固めている。そのことは、市場は今のところ下落の最低点を過ぎた、との見方が強いことを示唆している。ブルームバーグが伝えた。
欧州中銀が刺激策拡大を示唆したことにより、先週、原油価格は10%以上値上がりし、バレルあたり27ドルという水準から跳ね上がった。しかしこの跳ね上がりは短期的なものとの見方が強い。市場の供給過剰が続いているためである。