メディア報道：元CIA長官、秘密情報譲渡スキャンダル後も降格はなし

元CIA長官で4つ星将軍のデヴィッド・ペトレウス氏は秘密情報を愛人で伝記記者だった女性ジャーナリストのポーラ・ブロドゥエル氏に譲渡したことで、中将の称号を剥奪されはしない。カーター国防長官が決定した。ワシントンポストが伝えた。

「軍は本件の捜査を完了させた。カーター長官は、本件は完結した、との立場だ」。法務担当国防長官補スティーヴン・ヘッジャー氏の署名入りの書簡にそう記されている。

昨年4月、ペトレウス氏は、2年間の自由剥奪刑と10万ドルの罰金を科せられた。これとは別に軍のラインでの捜査も行われ、降格や除名が検討された。降格は年金受給額に響くところだった。