問題の人物は、日本に居住するパク・チェヨン氏(49)、民族的にはコリア系の男性で、2日、偽名で不法に入手したクレジットカードを使っていたとして逮捕された。
サンケイ新聞が今日伝えたところでは、警察庁公安部は、パク氏は、北朝鮮の諜報機関の一つ、所謂「225局(対外工作機関)」のリーダーだったと見ている。警察の説明によれば、パク氏は、2000年にリクルートされ、現在に至るまで日本から、韓国でのスパイ活動を指揮していた。特に、韓国での協力者のリクルートや反政府組織及び運動作りを担当していた、との事だ。また彼は、自分の組織と、インターネット上のコード化されたメッセージを通じて、コンタクトを取っていた。
なおこれまでパク氏は、朝鮮民主主義人民共和国と密接な関係を持つ、在日朝鮮人組織、朝鮮総連の様々なポストで働いてきた。