ドイツ特務機関職員、アルカイダに資金を供与した疑い

© AP Photo / Hermann J. Knippertzドイツ警察
ドイツ警察 - Sputnik 日本
サイン
ドイツ連邦憲法擁護庁職員2名に、アルカイダに資金を供与した疑いがかけられている。ドイツ連邦検察庁が捜査を行っている。同庁職員の情報をもとに、ベルリーナー・モルゲンポストが報じた。

オバマ大統領 - Sputnik 日本
米国でオバマ大統領を戦争犯罪人として訴える請願書現る
ドイツ連邦憲法擁護庁職員がリクルートしたイスラム主義者イルファン・ペチ氏の供述をもとに捜査が行われている。元情報提供者は昨年夏に刊行された図書「ジハーディスト」の中で、重要なイスラム主義リーダーの一人に譲渡するために、後見人から500ユーロを受け取っていた、と記した。後見人はその資金が事実上、テロリストネットワーク「アルカイダ」のためのものであったことを熟知していたという。しかも後見人は連邦憲法擁護庁法務課職員の承認を得たうえで支払いを許可していたという。

ドイツ「緑の党」のハンス・クリスチアン・シュトリョーベレ議員は「個人や機関を省みずに」事態を入念に調査するよう検察に呼びかけている。テロ組織が連邦憲法擁護庁やその情報提供者を通じて、自らの活動にドイツの納税者から集めた資金を供与することは受け入れがたい、と同議員。

ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала