シリアの飛行禁止区域創設にロシアは異議

© Sputnik / Alexey Kudenkoペスコフ大統領府報道官
ペスコフ大統領府報道官 - Sputnik 日本
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シリアのアレッポ市とトルコとシリアとの国境の間の地域を飛行禁止区域とし、空爆を行なわないという提案が出されたことを受け、ロシアはその合目的性に懐疑的姿勢を示している。

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インターファックス通信はロシア大統領府のペスコフ報道官に対し、メルケル独首相からアレッポとシリア-トルコ間の国境の間の区域を飛行禁止区域に指定する提案が出されたことに対し、ロシア側の反応を尋ねたところ、報道官は「実はあの場所(飛行禁止区域に指定された区域)では複数のテロ組織を対象とした戦闘行為が活発に行なわれており、テロリストらはそういった地区に潜伏している。このため、そういった(飛行禁止)体制が我々の対テロ作戦に良い結果をもたらすはずはない」と答えた。

17日、メルケル首相は声明を表し、あらゆる当事者間でシリア上空の飛行禁止区域創設について合意が得られればよい、との期待を表していた。

ロシアのラヴロフ外相はメルケル首相の声明について、記者団を前にコメントを表し、この提案は独から出されたものではありえないとの考えを示している。

「これはメルケル氏のイニシアチブではない。トルコ側のイニシアチブだ。」

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