ロシアに日本の技術によるゴミ焼却施設を建設

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ロシア産業貿易省は、ロシア国内に、日本の最新技術を利用したゴミ焼却施設を建設する計画だ。日本訪問中のデニス・マントゥーロフ産業貿易相が、東京のゴミ焼却場を見学した際、そうした考えを明らかにした。

マントゥーロフ産業貿易相は、次のように述べた―

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「我々にとって、そうした方向性は十分に新しいものだ。廃棄物処理という面ばかりでなく、廃棄物収集の面でもだ。なぜなら我々には、ゴミ分別の伝統も、しかるべきルールもなかったからだ。まず現在我々は、規範となる基盤を組織し、それを実際に導入してゆく。

廃棄物処理や再利用の分野には、多くの技術がある。

しかしロシアの大都市に導入するものとしては、 廃棄物の焼却が、現在我々にとって、最も望ましい技術であると見ている。

こうした技術を使えば、ゴミを処理しエネルギーを得ることができるし、その枠内で重工業を発達させることも可能だ。

ロシアでは毎年、およそ6千万トンもの固形生活廃棄物が出るが、ロシア側は、日本の経験を借用する用意がある。

ゴミ焼却施設の建設に対し、ウリヤノフスク州、タタールスタン共和国、ハバロフスク地方が関心を示している。また、モスクワ首都圏とモスクワ州に、ごみ再処理工場(リサイクル・プラント)の建設が予定されている。」

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