米国人学生 「朝鮮民主主義人民共和国に対する犯罪」を認める

© REUTERS / Kyodo米国人学生 「朝鮮民主主義人民共和国に対する犯罪」を認める
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今年1月、北朝鮮で拘束された米国人の学生が、「朝鮮民主主義人民共和国に対する犯罪」を認めた。

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米バージニア大学生のオットー・ワームビア氏(21)は、今年1月2日、ピョンヤンから中国に立とうとした際、空港で北朝鮮当局により拘束された。彼がピョンヤン滞在中、犯罪を犯したためとの理由だったが、詳細は発表されなかった。

29日、ワームビア氏は、ピョンヤンで記者会見を開き「自分は、ホテルの従業員専用ゾーンで、壁に掲げられていた政治スローガンを取り外した」と認めた。ワームビア氏は「自分の行動は、朝鮮人民のモチベーションを損なう事に向けられたものだった」と説明している。

なお記者会見の最後に、彼は、北朝鮮の人々に許しを請い「故郷の家族のもとに戻れるよう、天に祈っている」と述べた。

北朝鮮では、外国人市民が拘束されるという事例が、かなり多く発生している。

こうした事件が頻発している事に関連して、米国とカナダは、自国市民に対し、北朝鮮への渡航を控えるよう勧告を出した。

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