「ストラトフォート」の専門家らの主張によれば「ロシアは、去年9月30日からシリアで空爆を開始し、基本的に、シリアでの自らの課題を全て達成した」とのことだ。
ロシア航空宇宙軍がシリア軍に対し行った支援作戦のおかげで、シリア政府は、自分達の支配地域を強化する事が出来た。武装在野勢力は殲滅されていないが、彼らは、停戦及び交渉に応じる事を余儀なくされた。ロシアの介入が無ければ、双方が完全に疲弊するまで内戦は続いていただろうと思われる。
またBBCは、シリアは、これまで使われなかったものも含め新しいロシアの兵器を実践で試す演習場、デモンストレーションの場となった、と指摘している。まさにそうしたロシア製兵器のおかげで、昨年その力がピークに達したテログループ「ダーイシュ(IS,イスラム国)」との戦いの状況を大きく変える事が出来たと言える。現在では「ダーイシュ」は、資金及び戦闘員不足に直面している。
ロシアのプーチン大統領は14日、ショイグ国防相に対し、任務は遂行されたため、15日火曜日からロシア部隊のシリアからの撤退を開始するよう命じた。
ロシア航空宇宙軍の航空機 第一陣がシリアからロシアへ飛び立つОпубликовано Sputnik 日本 15 марта 2016 г.