ロシア人パイロットにまた濡れ衣、西側マスコミは視聴者を馬鹿にしている

© 写真 : Russian Defence Ministryロシア人パイロットにまた濡れ衣、西側マスコミは視聴者を馬鹿にしている
ロシア人パイロットにまた濡れ衣、西側マスコミは視聴者を馬鹿にしている - Sputnik 日本
西側のマスコミはまた「残酷な」ロシアを槍玉にあげる新たなきっかけを見つけた。これに大いに貢献したのがロシア航空宇宙隊のシリアからの一部撤退だった。

米民間シンクタンク「ロシアはシリアで掲げた目標を達成した」 - Sputnik 日本
米民間シンクタンク「ロシアはシリアで掲げた目標を達成した」
これについてモスクワ国際関係大学、国際調査研究所、上級研究員のアンドレイ・イヴァノフ氏は次のような見方を表している。

ロシアへのバッシングで際立っているのは英国のマスコミ。英国で反ロシアキャンペーンを担う、あるTV番組はシリアで撮影した廃墟の映像を映し出し、この街は数ヶ月に渡るロシアの空爆で破壊されたとナレーションした。大嘘なのは、この街はシリアのほかの諸都市と同様、シリア政府軍と、それこそ歯に至るまで完全武装したテロリストたちが戦う前に既に破壊されていたということだ。こういうテロリストたちを西側は好んで「穏健的反体制派」と呼ぶ。テロリストらは何ヶ月にも渡ってこの街を掌握したため、その無法状態の間に街は完全に廃墟と化してしまった。しかもこうなってしまったのはシリアにロシアの航空隊が来るずいぶん前のことだった。こういったわけで町が破壊されたのも、一般住民におびただしい数の犠牲者が出たのも、欧州に移民が押し寄せたのも原因はロシアの「空飛ぶ殺人鬼」ではなく、西側とトルコがテロリストを支援したからだ。

Российский истребитель-бомбардировщик Су-34 садится в аэропорту Латакии в Сирии - Sputnik 日本
露国防省、ロシア航空隊はシリアのテロリスト拠点への空爆を続ける
このほかの世界のマスコミは、自分たちにとっては寝耳に水だったシリア駐留ロシア航空宇宙隊の一部撤退に「作戦的」かつ「クリエイティブ」とも言える速さで反応した。それまで西側マスコミは、ロシアは一般住民やアサド体制の反対者らを空爆しているだの、かつてのソ連がアフガニスタンに対して行ったように、シリアにはまり込んでいると非難していたというのに、いざ撤退となると今度は、クレムリンにはシリア作戦のための金が尽きたんだろうとか、はたまた、いや、今度はウクライナに攻め込む準備を始めたに違いないといい始めた。

こんなアホらしい憶測とかかずらうのは無意味だ。ここでは、シリア駐留ロシア航空宇宙隊の撤退理由をロシアの政治家、専門家、ジャーナリストらがどう説明したかについてだけ、記したい。こうした人々は昨年末、ロシア航空隊のシリア駐留の期間についての問いにプーチン大統領が何と答えたていたかを思い起こさせている。プーチン大統領は、作戦はシリア情勢が安定化し、互いに対立する陣営が対話を開始した時点で中止されると語っていた。そして、それが起きた。ロシア航空宇宙隊とシリア政府軍はテロ組織「ダーイシュ(IS、イスラム国)」に大打撃を与えた。おびただしい数のテロリストが殲滅された。彼らが使っていた原油採掘施設も破壊された。莫大な数の軍事機器も石油トレーラーも破壊された。テロリストらに掌握されていたシリア領内の地区もその大半が解放された。

Russian military aircraft at Syria's Hmeimim airfield - Sputnik 日本
ロシア航空宇宙軍の航空機 第一陣がシリアからロシアへ飛び立つ 【動画】
これに負けず劣らず大事なのは、反体制派の一部が軍事的な対立の中止を決め、政治対話を開始し始めたことだろう。これは事実上、シリアの在野に米国に依拠せず、その傀儡とライバル関係に立って張り合うことのできる反体制派が形成されるよう、ロシアが助けたことになる。シリアの 政治的調整プロセスがうまくいけば、これはロシアが世界で唯一、この国の安定化をもたらしたということになるわけだ。

米国が今に至るまで世界に積極的に輸出しているのは安定でも民主主義でも自由でもない。仮に何者かがロシアの撤退を敗北だと決めつけ、再びシリア情勢をヒートさせようとするならば、ロシアは即刻現場に戻ることができる。なぜなら現地に基地は残してあるからだ。

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