イタリア検察　対「ダーイシュ（ＩＳ）」撲滅にマリファナ合法化が有効

イタリアのマフィア対策の責任者、フランコ・ロベルティ主任検察官は「マリファナを合法化すれば、テログループ『ダーイシュ（ＩＳ,イスラム国）』に流れ込む資金に否定的影響を与えることができる」との考えを明らかにした。新聞「ワシントンポスト（The Washington Post）」が伝えた。

ロベルティ主任検察官は、次のように述べている-

「『ダーイシュ』の収入の10％は、リビアから欧州に麻薬を密輸する事から得ている。一方イタリアのマフィアは、年間360億ドルを麻薬密売により稼いでいる。」

先に主任検察官は「ナポリのマフィアグループ『カモラ』は『ダーイシュ』とつながりを持っている」と明らかにし「過去に『ダーイシュ』の戦闘員と『カモラ』のメンバーの間に、コンタクトがあった」と指摘した。