これに先立ち、ロシア沿海地方ヨット連盟のエフゲーニイ・フロムチンンコ副会長は、自身のFacebookの中に「北朝鮮の旗を立てた船の漁民達が、ヨットマンの乗った『エルフィン』号を拘束し、北朝鮮側に連れて行った」と書き込んでいる。
ヨットには、船長以下4人が乗り組んでいた。彼らは、韓国・プサンでの国際スポーツ・レガッタ大会に参加していた。
ロシア大使館は、この出来事に関し直ちに北朝鮮外務省と人民武力省に問い合わせの文書を送った。これに対し北朝鮮側は、ロシアに対し「万一のことを考え、警戒行動に出ることを決めた漁民達の立場を理解するよう求めた」。説明によれば「事件は誤解から生じたもの」とのことだ。