クリミアで財宝と口の中にコインが入っているミイラが見つかる

建設中の道路が開通する予定のクリミアとクバン地方で、様々な時代の古代の人工遺物が発見されている。

考古学者たちは、銀のコインの宝を発見した。このコインは、17世紀半ばにスペインの造幣局で鋳造されたものとみられている。学者たちは、略奪された船の財宝の一部、あるいは同地で活発に行われていた貿易の痕跡であるとの見方を表している。

また考古学者たちは、男性と女性の２つの埋葬地も発見した。埋葬地は、約２５００年前のものとみられている。女性の口の中からは、古代ギリシャの銅コインがみつかった。学者たちによると、これは死者の魂をハデス王国へ運ぶ渡し守への支払いだという。