英国 EU残留の是非をめぐる国民投票まで一か月を切り高まる熱気

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英国では、EU残留の是非を問う国民投票まで、残すところ一か月を切り、カウントダウンが始まった。昨日BBCは、この問題をめぐる初めての討論番組を放映した。

EUからの離脱を支持する人々やEUに残留するべきだと主張する人々などが率直に意見を述べ合ったが、それぞれの側にしかるべき根拠があることが分かった。

EU離脱を支持する人々の所謂「切り札」となったのは、国家統計局が最近発表した報告だった。それによれば、昨年英国に流れ込んだ移民の純数は、33万3千人と記録的数字に達したが、その半数強の18万4千人は、EU諸国から入ってきた人達だった。

一方、経済・財務省や英国銀行は、EU残留派の人達を支持している。その主な理由は、EUから英国が離脱することで、EUとの50以上にのぼる合意の数々が脅威にさらされるのではないかという、未知の恐怖だ。新しい合意が、英国にとって以前より有益なものになるのかどうかわからないとの不安感を明らかにしている。

 

 

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