冥王星の「心臓」は今も拍動している

© NASA . NASA/JHUAPL/SwRI冥王星の「心臓」は今も拍動している
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冥王星の氷の表面の大部分、「心臓」と呼ばれるものは、対流で常に更新されている。つまり氷の古い表面が徐々により新鮮なそれへ置き換えられている。

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ニューホライズンズミッションチームはさらに冥王星のオリジナルの「心臓」 の大部分を構成する固体窒素の氷の層の厚さを判定することができた。

セントルイスのワシントン大学ウィリアム・マッキノン氏によれば「冥王星の氷の表面に見える奇妙な物体が何であるか初めて解明できた。地球から数十億キロ離れた遠い冷たい惑星にも地質学的活動に十分なエネルギーがあるという証拠が見つかった」。

表面の移動は年平均わずか数センチで、人間の爪の成長とほぼ同じ速さ。つまり「細胞」は50万年程度で完全に置換される。

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