小型兵器を監視しているスイスの研究所Small Arms Survey.の調査報告によれば、そうした武器の中東地域への供給額は、6億3千万ドルと記録的な水準に達している。
報告の基礎になっているのは、2013年のデータで、これは、武器・弾薬・スポーツ及び狩猟用銃、ピストルの販売に関するものだ。
報告書によれば、中東の主な輸入業者は、武器買い付け量を2013年には、前年に比べ80%も増加させた。中東で小型武器を最も多く買い付けている国は、アラブ首長国連邦とサウジアラビアで、世界全体では第4位、そして第5位を占めている。
なお小型武器監視についてのプロジェクトは、ジュネーブにある国際関係・発展研究所の独立調査センターによるものである。