2011年3月に行方不明になった日本の船が里帰り(写真)

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2011年東日本大震災の津波で流され行方不明になっていた調査船「海翔」が宮城県へ里帰りした。NHKが伝えた。

「海翔」は、東日本大震災で被災した宮城県の気仙沼水産試験場の調査船。船は約5年間行方が分からなくなっていたが、先月5月、気仙沼市からおよそ2200キロ離れた沖縄県宮古島の沖合で発見された。

​8日、「海翔」はおよそ5年3か月ぶりに里帰りし、集まった人々から歓迎を受けた。なお船には茶色い藻が付着し、船名の表示が消えていたが、穴などは開いていなかったという。NHKが報じた。

NHKによると、宮城県水産業振興課の技術主査の増田義男さんは「調査船はおそらく宮城県沖から親潮によって南に流され、黒潮などに乗ってハワイ沖やアメリカ西海岸の付近まで行くなどして、太平洋を長い間漂流し、宮古島に流れ着いたのだろう」と語っていたという。

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