この提案は、北朝鮮の政府、政党、社会団体による共同会議で承認されたメッセージの中で述べられているもので、その内容は金曜日、新聞「ノドン・シンムン(労働新聞)」紙上で公表された。
メッセージの中では「南北統一は、二つの異なった社会体制とイデオロギーの存在を念頭に置いた理性的で公正な連邦という原則の上に立って」のみ実現可能だと、指摘されている。
そうした課題の実現のために北朝鮮は、韓国に対し「対決姿勢と敵意を捨て、外国の力に依存するのを止め、南北関係改善のための好ましい雰囲気を作り出す」よう求めている。
これに関連して北朝鮮当局は、韓国政府に対し、8月15日の朝鮮解放71周年に合わせて再統一を支持する共同行事を行うことを提案した。
また北朝鮮は、韓国側に対し、安定的な平和達成のため韓国からの米軍撤退を成し遂げるため、反米運動を展開するよう求めている。