米国の原油採掘　来年初めから上向きに

米エネルギー情報局のアダム・シーミンスキ局長は、スプートニク通信記者の取材に対し、米国の原油生産は、来年初めには上昇を開始すると述べた。

シーミンスキ局長は、次のように伝えた―

「米国の原油採掘量は、現時点では、価格下落の影響で落ち込んでいるが、2017年前半に入るにつれて（状況は）変わり始めるに違いない。」

なおこれに先立ちシーミンスキ局長は「ブレント原油の価格が、来年末までに1バレル＝60＄に達する可能性がある」と伝え「それゆえ、そうした価格が確立し始めるならば、我々は、掘削装置の数が増え、原油採掘量が安定化し、上向きになり始めると考えている」と述べた。