自衛隊機、対露、対中の緊急発進、4月から281回

© AP Photo / Sang Tan自衛隊機、対露、対中の緊急発進、4月から281回
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領空侵犯の恐れがある中国機とロシア機に対する、日本の自衛隊機による緊急発進(スクランブル)が3ヶ月で281回に上った。

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防衛省統合幕僚監部が2016年度の第1四半期の結果をもとに報告した。

この期間で、日本の自衛隊機がスクランブルを行ったのは、中国機に対し199回、ロシア機に対し78回だ。防衛省統合幕僚監部のサイトには次のように書かれている。

「平成28年度1四半期の緊急発進回数は281回であり、前年度の同 時期と比べて108回の増加でした。 推定を含みますが、緊急発進回数の対象国・地域別の割合は、中国機 約71%、ロシア機約28%、その他約1%でした」

「中国機に対する緊急発進回数は合計で199回であり、前年度の同時 期と比べて85回増加しており、中国機の活動は引き続き拡大・活発化 の傾向にあります。 ロシア機に対する緊急発進回数は合計で78回であり、前年度の同時 期と比べて21回の増加でした。 期間中に領空侵犯として公表すべき事例はありませんでした。」

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