ハーグ仲裁裁判所の評決、南シナ海問題解決を助けるか?

7月12日、海洋法上の問題を管轄するハーグ仲裁裁判所が、中国へのフィリピンの主張に対し、評決を下す予定だ。しかし、評決は、南シナ海の問題を解決する役立つのか?ロシアの政治学者、モスクワ国立国際関係大学教授でASEANセンター長ヴィクトル・スムスキイ氏は悲観的だ。以下、彼の所説。

中国の王毅外務大臣 - Sputnik 日本
中国、南シナ海をめぐる争いに干渉しないよう米国に要求
これをめぐる騒ぎはフィリピンが訴訟を起こした時に始まった。国際法は平和的に紛争を解決するためにこそ存在するのだと思われた。しかしこのケースでは、国際法に訴えることが、紛争を危険なまでに悪化させた。

米国は南シナ海における民間および軍事船の自由航海の権利を主張している。中国はそこで海軍演習を行い、挑発的な振る舞いをとれば後悔することになる、と米国に警告している。

仲裁手続の開始そのものが両当事者の同意を必要としているが、それが得られなかった。中国はすぐに判決を認めないと述べた。国際法に基づいて行動しようとする試みが逆効果であるというケースであるようだ。ハーグ裁判所の今後の判決は地域の状況を悪化させるのみだろう。

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