東京の国立西洋美術館含むコルビュジエ建築、世界文化遺産に決定

国連教育科学文化機関（ユネスコ）の世界遺産委員会は17日、東京の国立西洋美術館本館を含む、7か国17件から構成される「ル・コルビュジエの建築作品」の世界文化遺産登録を決めた。

ル・コルビュジエは20世紀のフランス人建築家。以後の建築、都市計画に大きな影響を与えた。国立西洋美術館本館（59年に完成）はコルビュジエが手がけた日本で唯一の作品。

日本、フランス、ドイツ、スイス、ベルギー、アルゼンチン、インドにある礼拝堂や修道院、住宅などが登録された。

先に伝えられたところによると、群馬県は、２０１２年に同県の遺跡で見つかった古墳時代のよろいを着た男性の骨について、よろいなどにさびやひび割れが目立つことから、初めて本格的な修復作業を開始する。