これに関して7月19日、韓国技術標準局は国内に店舗を置くIKEAに対し、ポリシーの抜本的な改正を要求。これに対して韓国のIKEAは顧客に損害賠償を行なうか、または壁への固定に必要な器具を保障する案を提案。
韓国技術標準局はこの回答に大いに不服を表明し、IKEAに「マルム」を完全回収するか、もしくはこれを購入した顧客全員に無償で家具の壁への固定を行なうよう求めた。
IKEAは「マルム」を危険視する顧客からの多数のクレームを受け、米国では2900万個、カナダでは660万個の回収を余儀なくされている。
先に伝えられたところによると、IKEAは、2900万個の家具(たんす)をリコールすると発表した。