フォーラム「アルミヤ2016」―新式カラシニコフ、人間戦車、その他多数(動画・写真)

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「アルミヤ2016」 - Sputnik 日本
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「軍事フォーラム」と聞くと厳しい顔の高官や将軍らのためのイベントと思われようが、ロシアの「アルミヤ2016」は全く異なる。

第2回国際軍事技術フォーラム「アルミヤ2016」がモスクワ郊外クビンカ隣の「パトリオット」公園で9月6-11日に開催された。これは伝統的な展示と陸水空における装備のデモンストレーション、さらには広範な学術・ビジネスプログラムを組み合わせた、現時点で世界で唯一の軍事フォーラムだ。したがって、同イベントは軍人、軍産複合体、学者、一般客のいずれにも興味深いものとなっている。

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フォーラム「アルミヤ2016」

フォーラム「アルミヤ2016」とは

・60万平方メートルの展示スペース

・1日あたり約5万人の訪問者

・40のテーマ別セクション

・80以上の外国が参加

・ロシア軍の装備している軍用および特殊装置500単位

フォーラムの開会式は8月6日に行われた。

装備のデモンストレーションは前年と同じく陸水空の3つのクラスターで行われた。訪問者向けバスが5-10分間隔で運行。自転車やスクーターをレンタルして自分で移動することもできる。

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フォーラム「アルミヤ2016」

展示品はいずれも手で触れることができる。コックピットに入りペダルを押し、レバーを引くことさえできる。今年は特に両親が子供の居場所を特定できる子供用ブレスレットも作られ、無料で配られた。ここで使用されるシステムは今年からロシア軍に入っている。

全員が閲覧可能な展示会の部分には近代的な軍事機器サンプル250点以上が展示されている。

デモンストレーション・プログラムは他国代表団も観察した。国防省は1300億ルーブルに及ぶ17の長期契約を締結した。 

「アルミヤ2016」では公式代表団だけでなく普通の観光客も購入を行えた。今年も国防省はフォーラムで倉庫の品をオークションで販売。軍用トラック、野戦用キッチン、ワトニクと呼ばれるキルティングジャケットなどだ。 2010年代初頭はこの単語はロシアの愛国心を嘲笑する皮肉な使用法をされるようになった。しかし人々は恥ずかしがることなく、こうしたジャケットは大いに好まれている。

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ワトニク  - Sputnik 日本
ワトニク

フォーラムでは大量の新製品が展示されており、とても全てを物語ることは出来ない。スプートニクの考えで最も興味深いものだけを挙げよう。

あの「カラシニコフ」が重量わずか2.5㎏のコンパクトな5.45 mm式のプロトタイプを出展した。

ロボット技術主任研究試験センターは、人的損失軽減・施設防衛・部隊強化のための地上偵察攻撃複合体「ヴィフリ」を出展した。

医療部門も充実した。医療科学者たちは、負傷後のリハビリテーションのための最初のロシア産外骨格を出展した。

すぐに冗談めかした愛称「人間戦車」を手に入れた特別作戦向け強化防具「コンストルクトル」も初出展された。

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