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キューバ:日本が考えている間に中国は行動する

© 写真 : Martin Abegglenキューバ
キューバ - Sputnik 日本
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日本の安倍首相は9月13日に開かれた第71回国連総会の後キューバへの日本初の公式訪問を行なう予定。

安倍首相 - Sputnik 日本
安倍首相、キューバ訪問で医療機器の無償提供へ
「去年のキューバとアメリカの外交関係再開以降、世界的に注目を集めるキューバに対し、ビジネス投資環境の改善などを働きかけ、日本企業の進出を支援したい」と菅官房長官。日本政府がキューバを有望な投資・開発先として認識していることが示された。

政治の一方で日本の実業家らはこれまでも定期的にキューバを訪問していた。今年6月にはキューバ商工会議所とジェトロが主催のセミナーに60人の日本人ビジネスマンがハバナに集まり、輸送、エネルギー、投資、医療、農業といった分野における協力の問題を話し合った。日本人の間で特に興味が持たれているのは、キューバの経済特区「マリエル」で、これはキューバで外国投資に関する法律が採択されて後、特に魅力的になってきている。

日本の実業界はキューバとの経済協力について良好な見通しを持っているが、ここで同地域への旺盛な進出を進める中国の存在に何らかの形でぶつかることは必至である、と世界経済国際関係研究所アジア太平洋研究センターのクリスティーナ・ヴォダ氏は述べた。

「キューバへの安倍氏の訪問はいくつかの理由のため、日本にとって重要だ。第一に、それはグローバル外交という安倍氏が2012年末に掲げた進路の継続だ。安倍氏は歴代首相の誰より多数の海外遊説を行っており、今回の訪問もアクティブで強力な政治家というイメージに貢献する。第二に、長らく日本の実業界の傾注の外に置かれていたキューバへの関心を実業界は表現する必要性がある。まだキューバの市場は発展しているとはいえず、この市場が日本の自動車、工作機械、産業機器、家電製品など、長らくキューバが不足していたようなすべての商品のメーカーにとって非常に興味深いものになる可能性がある。そして、もちろん、ツアーオペレーターにとって新たな市場となる。

安倍首相 - Sputnik 日本
安倍首相 米国とキューバを訪問
しかし、ここにおいて、日本は中国と競争しなければならない。近年、この二つの主要なアジア国家の間では、世界中で闘争が行われている。この地域での2国間のライバル関係は、中国と日本の指導者たちが中南米の合計8カ国を相次いで訪問した2014年の夏に、特に明白に表わされた。キューバで習近平主席は、サンティアゴ・デ・クーバ港の整備に関する1億1500万ドルの契約、ニッケル鉱石購入の6億ドルの契約を含む29の新しい協定に署名した。また、農業における協力を強化し、共同でキューバのインフラを開発し、観光や医学の分野での協力を進めることでも合意がなされた」

クリスティーナ・ヴォダ氏によると、ラテンアメリカにおけるアジアの経済大国の優劣は、重要性でいうと、中国が有利に傾いている。「過去10年間で世界経済への伸張を強めてきた北京は中南米諸国との経済協力の量を増加させ、キューバを含め、それらのほとんどにとって最大の融資国および貿易相手となっている。原材料の仕入先の多角化という課題と同時に、北京は地域のインフラの近代化への中国の投資の増大も行っている。そのような形で成長と中国の影響増大とが相互に関連している。日本は中南米諸国との相互関係について量の面では中国に劣っているが、ひけをとる意向にはない」と専門家。

なお記事の中で述べられている見解は、必ずしも編集部の立場とは一致していません。

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