安倍首相、イランに北朝鮮との軍事協定を破棄せよと呼びかけ

安倍首相はイランに対し、朝鮮民主主義人民共和国との軍事協定を打ち切り、北朝鮮から武器を買い上げないよう呼びかけた。安部首相は２２日、ニューヨークで行われたイランのロウハニ大統領との会談の席でこの声明を表した。ＮＨＫが報じた。

「朝鮮半島の非核化のメッセージをともに発信したい。」安倍首相の声明をＮＨＫが引用して報じた。

これに対し、ロウハニ大統領は明確な回答をさけたものの、「世界のいかなる地域でも、大量破壊兵器の開発は安定に資さず、非核化のプロセスを支持する。拉致問題はいかなるものでも非人道的であり、非難する」と語っている。

日本および西側のプレスはこれまでに何度も、イランは北朝鮮との緊密な軍事コンタクトを維持し、独自の弾道ミサイル開発のために重要な多くの技術を得ている疑いがあると断定する報道を行なってきている。

１２日、北朝鮮が新たな核実験を行なったことを受け、日本はこの問題についてロシア、中国と協力を行う構えであることを明らかにしていた。