ドネツク、ルガンスク両人民共和国がキエフ政権と全捕虜開放で合意

ウクライナからの独立を宣言しているドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国はキエフ政権と、全捕虜解放について合意した。22日木曜日、ルガンスク情報センターが発表した。

声明には次のように書かれている。

「ミンスク合意の実施に係る包括的措置実現化の一環で、ルガンスク人民共和国、ドネツク人民共和国、ウクライナの間で捕虜交換実施の合意が達成された。ウクライナは47人の捕虜を引き渡す代わりに618人の捕虜を受け取る」

ドンバス地方の紛争中に捕らえられた捕虜の交換は、2015年2月、ロシア、フランス、ドイツ、ウクライナ首脳らによって調印された「ミンスク合意の実施に係る包括的措置」によって規定されている。

なお先に伝えられたところによると、米下院が全会一致で「ウクライナの安定化と民主化支持」法案を承認した。同法案はウクライナへの兵器供給を許可する。