WADA文書、第6部が公開される。選手のリストには日本の五輪チャンピオンも

世界アンチ・ドーピング機構（WADA）がハッカー集団ファンシーベアーズが公開したアンチ・ドーピングシステムADAMSの文書の第6部が真正なものであることを認めた。WADAホームページで発表された。

WADAによれば、WADAは今後ADAMSがハッキングされることがないように国際的な法務機関と緊密に協力しているという。

公開されたデータによると、14カ国の20選手が治療のためのドーピングの処方を許可されていた。中にはリオ五輪の水泳で金メダルの金藤理絵、トライアスロン二冠の英国人アリスター・ブラウンリー、水泳五輪二冠のオーストラリアのエミリー・シーボームの各選手の名がある。

先に伝えられたところでは、WADAはハッカーらがネットに掲載した文書を本物と認定した。