別荘事情と肉塊シャシュリク

© 写真 : Miki Shamovaシャシュリク
シャシュリク - Sputnik 日本
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首都であるモスクワに住んでいる人たちの一つの楽しみ、それは別荘です。

モスクワでは殆ど一軒家を見かけません。小さな都市に人口が密集しているので、一軒家では間に合わないのです。そして土地の値段もとても高い為、昔から一軒家を持っている人か、相当なお金持ちでないと所有する事は難しいでしょう。

そのため、5月~夏にかけて、休日になるとモスクワ近郊の自身が所有する別荘に何度も遊びに行きます。

皆一斉に遊びに行くため、金曜日の夜と日曜日の夜はいつにも増して大渋滞・・・。ロシアの交通渋滞に関しては今後書く予定ですが、歩きの方が早いのではと思うレベルです。

モスクワを出て車を走らせると、緑が多く土地も安い場所が数多く存在するため、皆そういった場所に一軒家を建てるのです。年月をかけて自分達で家を作る人も少なくありません。

別荘ではバーベキューが定番!

その中でも人気のメニュー、それは「シャシュリク」と呼ばれる巨大な肉料理です。

シャシュリクは元々ソビエト連邦の頃に出来た料理の為、旧ソ連圏でとても人気のある肉料理です。

日本の焼き鳥の15倍はあろうかと言う肉の塊を、一突きで相手の急所を狙い打ちできそうな凶器ばりのグリルピッグに挿していきます。

(ちなみにこのグリルピックは60cmです)

肉の種類は鶏、七面鳥、豚、牛、羊など。味付けは100種類以上あり、それぞれの家庭で気に入った味付けを前日の夜から仕込みます。

味付けはハーブやお酢、塩胡椒、レモン、マヨネーズなどがありますが、シャシュリクといえばこれ!と言う味付けは決まっておらずそれぞれ家庭の味がある様です。

スーパーで味付けしたものが売っていますが、あまり美味しくないとのこと。自分で時間が無い時に利用するくらいでしょうか。

肉ばかりでなく、肉と野菜を交互に挿して焼くパターンもあります。ねぎ間みたいなものですね。

野菜は主にパプリカやタマネギ、トマトなどを平たくカットし層になる様挿していきます。ぎゅぎゅうにつめると野菜に肉の旨みが移りとても美味しいんです。

辺りに美味しそうな匂いが立ちこめた中、焼き色が綺麗についたら出来上がりです。自然にかこまれてほおばる肉はなんて美味しいのでしょう。

(別荘でシャシュリクを堪能した時の動画)

ロシアでは動物を室内飼いしている家庭が多く、なんと別荘に一緒に連れて行きます。

犬?いや猫もです。

別荘地に行くと止まっている車窓から犬や猫がよく顔を出しています。

我が家の犬マルタちゃんもご満悦。

このシャシュリク、別荘でバーベキューも一つの楽しみですが、どうしても我慢できないおうちはマンション前の空き地や近所の公園でちょちょっと焼いたり、グルジア料理店に行って食べたりする様です。

とても愛されている肉の塊、日本でも簡単に作れますので是非試してみてください。

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