フィリピン麻薬撲滅作戦、取引関与の市長が急襲され殺害

© AP Photo / Bullit Marquezフィリピン警察
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フィリピンで先に麻薬取引への関与があるとしてドゥテルテ大統領に非難されていたダトゥ市のサウディ=アマパトゥアン市長および市長のボディーガード9人が治安維持機関の急襲で殺害された。ドバイの英字新聞「ガルフ・ニュース」が報じた。

急襲が実施されたのは28日の早朝。市長のボディーガードらがマキララ市の検問所の警官らに対して銃撃を開始した直後、市長はボディーガードとともに銃殺された。

地元の警官は「これは麻薬取引対策キャンペーンの一環で合法的な作戦だった。わが軍部隊に最初に撃ってきたのは相手側のほうだ」と語っている。治安維持機関側はサウディ=アマパトゥアン市長が「莫大な」量のメタンフェタミン(日本では「覚せい剤」に指定)の輸送作戦を用意していたとの確信を示している。

 

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