欧州戦力管理についての独外相の発案を15カ国が支持

© REUTERS / Fabrizio Bensch欧州戦力管理についての独外相の発案を15カ国が支持
欧州戦力管理についての独外相の発案を15カ国が支持 - Sputnik 日本
サイン
ヨーロッパ通常戦力を管理する対話の再開を呼びかけるシュタインマイアー独外相の発案に欧州15カ国が同意した。シュタインマイアー氏が独「ヴェルト」紙からのインタビューに明かした。

エルドアン大統領 - Sputnik 日本
エルドアン大統領、難民に国境開けるとEUをけん制
シュタインマイアー外相は、「欧州の他の多くの外相らと共に通常戦力のコントロールをリセットすることに賛同している」とし、その理由を通常戦力が「リスクを回避し信用を構築する信頼度および透明度の高い手段」であるからだと説明している。

シュタインマイアー外相は「欧州は危機に瀕している」と述べ、クリミアを巡る状況、ウクライナ東部の紛争が未解決であることから「我々の大陸に再び戦争と平和の問題がつき返された」と指摘。

外相は信頼が損なわれたことで「新たな軍拡競争が高まる」恐れを強調し、ロシアとの大きな対話を呼びかけ、欧州安全保障問題を話し合う「中心的なフォーラム」の場としては欧州安全保障協力機構(OSCE)を挙げた。

この発案を支持したのはオーストリア、ベルギー、スイス、チェコ、スペイン、フィンランド、フランス、イタリア、オランダ、ノルウェー、ルーマニア、スウェーデン、ハンガリー、ポルトガル。これらの諸国の次回のグループ会合は12月8-9日、独ハンブルグでのOSCE外相サミット後に催される。

ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала