魚5000匹を氷漬けにしたスケートリンク 「悪趣味だ」などとする批判相次ぎ中止に(写真)

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スケート - Sputnik 日本
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福岡県北九州市のテーマパーク「スペースワールド」は、5000匹の魚を氷漬けにしたスケートリンクを日本初の「氷の水族館」として企画したが、ネット上で「悪趣味だ」、「残酷だ」などの批判が集まり、27日から「氷の水族館」の企画を中止すると発表した。

​問題となったのは、5000匹の氷漬けにされた魚たちの上でスケートを楽しむという企画。

​なお利用された魚は、公設市場の鮮魚店から卸してもらったもので、鮮魚店は企画の意図も把握していたほか、魚の多くは商品にならないものだったという。またジンベイザメやエイなどの大きな魚は、写真を等身大に引き延ばして氷の下に埋め込んだもので、本物の魚ではない。「ねとらぼ」が伝えた。

​この企画にネット上では、「悪趣味だ」、「残酷だ」などの批判が続出し、「スペースワールド」は27日、公式サイトで、「氷の水族館に関して様々なご意見を頂いております。『いきものを娯楽・イベントとして使うのはおかしい』、『お魚がかわいそう』など、多数のご意見、重く受け止めております。氷の水族館について不快に思われた皆様に深くお詫び申し上げます。つきましては、本日から氷の水族館の企画は中止させていただきます。会場のアイススケート場の再開日は、決まり次第ホームぺージにてお報せします」と発表した。

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