サウジ女性に運転は許可されるか？

サルマン国王の甥でありサウジアラビアの富豪アルワリード・ビン・タラール 王子が、女性の自動車運転を禁止する同国の現行法を即刻廃止するよう呼びかけた。いかなる政治的ポストも占めていないが、成功したビジネスマンとして全世界で有名な王子はツイッターに次のように書きこんだ。

「論争を止めてください：女性が運転席に座る時が訪れたのです。」

「女性の運転禁止は、今日、教育を受けることの禁止や個人文書の所持禁止と同義だ…。女性の運転は、現在の経済状況によって引き起こされた緊急の社会的要求となった。」

王子はこのような禁止により、女性が常にお雇い運転手のサービスを利用するかタクシーを使うことを強いられていることの経済的コストを指摘した。さらに、運転禁止は、妻を送るために一時的に仕事場から離れることを強いられている男性への重い負担となっている。

なお先に伝えられたところ、サウジアラビアを統治するサウド家のメンバー、アル・サウド王子が、罪を犯した罰として、鞭打ちの刑に処せられた。