「最低性描写賞」はイタリアの作家に。過去には村上春樹も候補に

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「小説における最悪な性描写賞」はイタリアの作家エルリ・デ・ルカに与えられた。英ガーディアン紙が報じた。

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受賞作品は『The Day Before Happiness(幸せの前の1日)』。

同紙は本の一部を引用した。翻訳するとおおよそ次のようになる。「私たちの性器は準備ができており、かろうじて触れ合いながらも待ち焦がれていた:バレエダンサーがポアント(つま先立ち)で立っているように。」

2013年度欧州文学賞の受賞者であるデ・ルカ氏は、授賞式に参加できなかったため、出版社が賞を受け取った。

なお、村上春樹は2011年に『1Q84』で、2014年に『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』で候補に挙がったことがある。

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