専門家の38%が、世界経済を脅かす主要なリスクとして、トランプ次期米大統領の将来の政策の不確実性を挙げ、回答者の37%が、ドイツの議会選挙と仏大統領選挙が懸念を呼んでいると回答した。
ブルームバーグは5日、オックスフォード・エコノミクスが実施した調査結果を発表した。この調査結果によると、トランプ氏は「世界経済を脅かす最大のリスク」だという。回答者の半数以上が、過去3カ月間で米国の急激な景気減速の可能性が著しく高まったと指摘した。
同じく5日、イタリア国民投票の結果が明らかとなり、ユーロのドルに対する為替レートが昨年3月以来の安値をつけた。
先に米タイム誌は、「今年の人」にドナルド・トランプ氏を選んだ。