地元ではロシアのプーチン大統領を出迎える準備が進み、歓迎ムードも高まっている。
会談場所と宿泊先を兼ねる温泉旅館の近くに住む女性によると、数日前から警察官が急増し、数人一組で巡回するようになった。地元住民らで旗を振って迎えるといい、「(大統領には)温泉に入ったり、おいしい魚を食べたりして魅力を感じてもらいたい」と話した。
山口県警は全国32都道府県警からの応援派遣を受け、最大4100人を動員。長門市周辺の道路では検問がさまざまな場所で行われ、通過する車を止めて車内を確認するなどしていた。
先に、安倍首相はロシアのプーチン大統領との会談に臨むため山口県に向け、政府専用機で羽田空港を出発した。