陛下は、皇后さまや皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻と長女眞子さま、次女佳子さまらとともに宮殿・長和殿のベランダに並んで立ち、集まった参賀者にあいさつ。午前中に3回、参賀者の前に姿を見せる。
参賀や記帳に訪れた人は、昨年は計約2万6600人だったが、今年は8月のビデオメッセージ以降、退位を巡る議論も続き、注目を集めていることから、宮内庁関係者は「例年より多くの人が来るのではないか」と予想している。
この日は終日、宮殿や住まいの御所で祝賀行事が続く。午前は皇太子ご夫妻ら皇族や、宮内庁幹部が陛下と皇后さまにそれぞれお祝いを述べる。午後は安倍晋三首相ら三権の長による祝賀、皇族や首相、国会議員らが出席する祝宴、各国の駐日大使らを招いての茶会などが催される機会がある。
夕方は、皇太子家の長女愛子さまと秋篠宮家の長男悠仁さまもお祝いを述べるため御所を訪問。夜は皇太子ご夫妻や秋篠宮ご夫妻、両陛下の長女黒田清子さん夫妻が御所に集まり、夕食を共にする。