「ルビーシードラゴン」が発見されたのは2015年。当時オーストラリアの博物館の標本として存在していた1919年から2007年に採集されたものをDNA鑑定し、新種として分類された。そしてこの度、その存在を裏付ける証拠が得られた。
シードラゴンは、タツノオトシゴの「親戚」だ。現時点で、一般的なウィーディーシードラゴン、葉っぱのように見えるリーフィーシードラゴン、ルビー色のルビーシードラゴンの3種が判明している。この中でルビーシードラゴンが一番タツノオトシゴに似ている。
学者たちはルビーシードラゴンについて、水深50メートル強に生息しており、鮮やかなルビー色は、厚い水の層で完璧にカモフラージュするのを助けているとの見方を示している。
先に米カリフォルニア州にあるモントレー水族館研究所の専門家達が、極めて珍しい深海魚「幽霊サメ」の撮影に初めて成功した。