モルグロフ外務次官、岸副大臣と会議 南クリル諸島への訪問手続を簡素に

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モルグロフ外務次官は17日、モスクワで岸信夫外務副大臣と会談し、12月の安倍晋三首相とプーチン大統領の首脳を踏まえ、南クリル諸島(北方領土)での共同経済活動や元島民の南クリル諸島訪問手続き簡素化の実現に向けて協議した。共同通信が報じた。

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岸氏は会談後、記者団に「元島民の皆さんもだんだん高齢化が進んでいる」と述べ、訪問手続きの簡素化実現が早期に必要だとの認識を示しており、会談では具体的なやりとりがあったもようだ。首相が意欲を示している早期のロシア訪問についても調整した可能性がある。

岸氏はマントゥロフ産業貿易相とも会談し、プーチン氏訪日時に露日企業が多くの合意文書に署名したことを挙げ「日ロ関係発展の潜在力、双方の意欲が強いことの証しだ」と強調。合意案件の着実な実施やロシアのビジネス環境改善について意見交換した。

先に伝えられたところによると、12月15日、16日にかけて行われたプーチン大統領の訪日は、平和条約と南クリル諸島という2つの主要テーマと、2国間の経済協力に捧げられた。 会談の結果、プーチン大統領と安倍首相は共同声明を行い、南クリル諸島における日本とロシアの共同経済活動に関する協議開始が、平和条約締結への重要な一歩になり得ると指摘した。さらに、ロシアと日本は60以上の様々な合意書に調印した。

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