東芝、5000億円超損失

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東芝の米原発事業の損失が5000億円を超える可能性があることが19日、分かった。資本の大幅な減少は避けられず、東芝は主力の半導体事業への出資受け入れを検討するとともに、政府系の日本政策投資銀行に対し、資本支援を要請する。主力取引銀行とも同日協議し、再建策の策定を急ぐ。

巨額損失の発生は、米国における原発工事コストの上昇が原因。東芝は2015年末に、子会社の米原発大手ウェスチングハウスを通じ、米原発建設会社を買収。米国内で原発4基の建設を進めていたところ、想定外の費用増に直面した。

東芝は原発損失について、当初は金融機関に1000億~5000億円と説明していた。現在、監査法人と最終的な損失額の確定に向けた協議を続けている。

また、東芝はかつで稼ぎ頭としてきた原発事業と有力部門である半導体メモリーなどの部門を独立化する動きもある。時事通信が報じた。

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