ギリシャで農家が抗議の印としてトラクターで道路封鎖

ギリシャの農家が道路を封鎖して増税に抗議し始めた。アテネ通信社が報じた。

２３日１０時３０分（日本時間２３日１７時３０分）、農家はトラクターやその他の農業機械でギリシャ北部ベリア近郊の立体交差路に到着し、そこから集会のため町の中心部に向かった。
ギリシャの農家は１４時から道路を封鎖。労働組合によると、トラクターはクレタ、ペロポネソス、テッサリア、マケドニア、スラキで町に出動する。農家は生産コストの低下を求め、税金や保険の新規則に抗議している。

２０１６年１月、ギリシャの農家は抗議活動を開始、同活動は１カ月続いた。当時約１００カ所にバリケードが設置され、トルコとブルガリアとの国境が封鎖された。農家は政府に対して年金改革案と増税の撤回を求めた。

なお先に伝えられたところ、米国で公民権運動の活動家たちが、米大統領選で勝利したトランプ氏の大統領就任に反対する抗議週間を開始した。