終末時計、2年半ぶりに動くー世界滅亡が接近

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米科学誌『ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ』が毎年発表している終末時計が30秒進み、残り2分半となった。残り時間は、核戦争や気候変動などによる世界の滅亡までの残り時間を象徴している。

世界の緊張状態がピークを迎えたのは60年以上前。時計の針が12時に今より近づいたのは1953年、米ソが9ヶ月の差で水爆実験に成功し、核競争が開始した時のみだ。

「ロシアはサイロベースのミサイルや、ミサイル搭載ボレイ型原子力潜水艦、軍事鉄道ミサイル複合体を建設している。米国は三元戦略核戦力の全要素を近代化するプランに添い進み、射程距離を伸ばしたミサイルなど、軍事力を拡大している」と同誌はまとめている

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北朝鮮は爆発の規模を2倍にした上でさらに2回の核実験を行い、中国は弾道ミサイル潜水艦製造に着手した。インドとパキスタンは弾頭の数を増やしている。

同誌によると、「米国の各軍事力拡大についての軽率な発言をした」トランプ大統領が新たなリスクをもたらしている。

同誌では、核兵器と気候変動がもたらす本当の脅威を国際社会が認識できていないと指摘している。

先に伝えられたところ、気候変動対策に用いられるジオエンジニアリング(地球工学)テクノロジーにより、地上の望遠鏡が役立たなくなる可能性がある。

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